技術書典6でSwift/Kotlin愛好会ブース出しました!#love_swift #love_kotlin

ドーモ🙏jollyjoesterです。

4/14に開催された技術書典6でSwift/Kotlin愛好会合同でブースを出しました!

結果は初チャレンジにして大成功!

予想以上に素敵な本ができあがり、150冊用意した物理本も15時前には完売。 電子版が技術書典後も継続的に売れている嬉しい状態なのでレポートします😊

きっかけ

年明けに技術書典6 開催のお知らせを見て「愛好会で1冊出したいなぁ」と勢いでサークル参加の申し込みをしました。

blog.techbookfest.org

思いついたときから何名かで共同執筆しようというアイデアはあったものの具体的に動けず、、、尻に火がついてきた2/25にようやく共同執筆者の募集を開始しました。

jollyjoester.hatenablog.com

結果、なんと自分も含めて10名の有志に集まっていただきました!

どうやら下記の一言に騙されて惹かれて興味を持ってくれた方が多いようでした。

ひとり5ページずつくらい、10名くらいで1冊作るイメージ。 一人一冊は厳しくても5ページくらいならなんとかなるんじゃないでしょうか!

どんな本ができあがったか?

ひとり5ページのつもりが僕以外のみんなは大いに筆が捗り、なんと最終的に132ページのちゃんとした本に。

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Swift, Kotlinはもちろん、iOS, Android, Raspberry Pi, Realm, オリジナルライブラリなど様々なトピックあり。 1章まるごと英語で書かれていたり、マンガの章もあるバラエティに富んだ本に仕上がりました。

目次と著者を以下に紹介します。

  • 目次
    • 第1章 やさしいSwift入門(jollyjoester
    • 第2章 サクッとお天気iOSアプリを作ってiOSエンジニアになる!(entaku
    • 第3章 Closureを理解する(lovee
    • 第4章 Monitoring file system(bannzai
    • 第5章 Raspberry Piで、Swiftを触ってみよう(o_chicchi
    • 第6章 iOSエンジニアが突然Androidアプリを開発することになってしまった時に読む章(sohichiro
    • 第7章 Realm Cloudを使ったオフラインファーストなアプリ開発tarumzu
    • 第8章 Kotlinでサーバーサイド開発をしてみよう(takehata
    • 第9章 Easy Code Generation with KotlinPoet(Panini
    • 第10章 マンガでわかる!SwiftでiOSアプリ入門(burakon

Boothで電子版を販売しています! jollyjoester.booth.pm

どういうふうにやったか?

執筆環境はRe:VIEWを用いました。

Re:VIEWの初期設定はRe:VIEW Starterが手軽でとても便利でした。 キックオフの時にみんなで画面を見ながら「A5にしよう!」「スタイルどうする?」「文字サイズっていくつがいいんだ?」みたいなのをわいわい調べながら決めました。

執筆の進め方としてはGitHubでprivate repositoryを1個共有し、執筆した内容のPull Requestは作りつつもOKそうならセルフマージというゆるい感じでススメました。 1人1章を受け持ちとしたので設定以外はファイルも独立しているし、トピック集的な本なので他の執筆者との調整も最低限で済んでとてもやりやすかったと思います。

コミュニケーションについても実際に執筆者が顔を合わせたのはキックオフのときくらいなもので、あとはSlackでのやり取りで事足りました。

タイムライン

走り出しが遅かったので後半ほど急ピッチで進んでいます。 実際は執筆等に2ヶ月くらいをかけていることが多いらしいのでこのタイムラインよりは余裕を持って進めた方がいいですね^^;;;

  • 1/8 愛好会で1冊出したいと思いつく
  • 2/25 共同執筆者募集
  • 3/5 応募者を愛好会 #techbook に招待
    • ここで各自書こうと思っている内容をさくっと共有。あとは練っておく。
  • 3/16 実際に集まってキックオフ
    • ここでようやく執筆環境、利用する印刷会社、入稿までのスケジュールをガッと決める
  • 3/30 進捗確認して入校日を4/9と決める
  • 4/5 みんな原稿だいたい書き終わる
  • 4/7 俺原稿書き始める
  • 4/9 俺のせいで当初の入稿日を1日遅らせる
  • 4/10 入稿!
  • 4/13 電子版の用意を涙目で始める
  • 4/14 本番!

みなさん知ってましたか?入稿日はお金の力で伸ばせるんですよ( ꒪⌓꒪)

要予約ですが今回利用した技術書典しめきり&新刊応援企画では、料金5%UPで入稿日の締切を1日後ろ倒しにすることができました(オンデマンド印刷平トジの場合)。 20%上乗せして前日入稿という禁断の技もあるみたいですね。。。恐ろしい。

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お金の力で〆切を1日伸ばしたjollyjoester

やって感じたこと

ということで、共同執筆で技術同人を作るというのは想像以上に良い体験でした。

「こういうのRe:VIEWの記法でどう書くの?」みたいなこともお互い相談したり、「進捗どうですか?」みたいにピアプレッシャーをかけあったりしながら本を作るのはとても楽しかったです。

なにより良いなと思ったのが、今回の出展を通じて共同執筆者みなが技術同人を作る過程を一通り経験できたことです。

「執筆環境どうする?」「印刷所はどうやって選ぶ?」「当日ブースどうやって運用しようか?」などなど1人だったら躓いて挫折してたかもしれないことをみんなの力で乗り越えることができました。 その結果、今回執筆したメンバーは気合さえあれば次は単著も出せそう!という手応えを得たのではないでしょうか。

そんなこんなで技術書を書く同志が増えていくといいなと思いました。

さいごに

共同執筆してくれたみんな、ありがとうございました!またやりましょう💪

ちょっとでもSwift/Kotlinに関する本を書いてみたいという方、きっと次の技術書典でも共同執筆企画します。ぜひ一緒にやりましょう! jollyjoesterまでご連絡ください〜

本に興味持ってくれた方、再掲ですがBoothで電子版を販売しています。ぜひ買って読んでいただけると嬉しいです! jollyjoester.booth.pm